タイトルフォト

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スーダン南部、難民キャンプの風景と子ヤギの世話をする男の子(photo by Frank Keillor)

2014年10月4日土曜日

この本に寄せられた感想(4)

ジュディへ

ミシガン州立大学(MSU)の新入生です。夏の休暇の間にこの本を読んでおくように言われて、正直苦痛でした。でもひとたび読み始めると、書いてあることにぐいぐい引き寄せられました。わたしはMSUの芸術・人文カレッジで、他の国の文化や物語を学ぶことになっています。両親が経営するパーティストアでアルバイトをしていて、休憩のときにこの本を読んでいましたが、ときに裏の冷蔵室に入ってこっそり続きを読んだりもしました。本を閉じることができなかったのです。今朝本を読み終えて、今彼らがどうしているか、ネットに飛びつきました。この夏のMSUのキックオフイベントに、あなたたちが講演に来ると知って興奮しています。

この本を読んでいちばん得たことは、希望を与えられたことです。自分のまわりには、もっと大きな世界が広がっていることを、この本は教えてくれました。わたしくらいの年齢の若者が手にするよりも、もっと世界の現実を知ることができたと思います。他の人を助ける道を歩く、というインスピレーションを与えられました。自分が他の人を助けたいということはわかっていましたが、その方法がわかりませんでした。今、わたしは自分の未来がどんな風かと思い悩むのではなく、他の人を助けることで、自分の未来がどうなるか、それを考えます。

ロストボーイズの話はわたしの目を、心を開いてくれました。ほんの少し手を差しのべることが、他の人の暮らしに大きな違いを生むことがわかりました。今、わたしは100%の気持ちで、他の人の暮らしを変えることに関わりたいと思っています。流れのきつい川で、一晩中水に浸かって、何千人もの子どもたちを向こう岸に渡した、スーダンの先生のような存在になりたいです。


アマンダ・S

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ジュディさんへ

わたしはフィラデルフィアにあるJ.R.マスターマンの7年生です。英語の授業で、アミット先生とこの本を読んでいます。わたし自身は、本全部をもう読み終わりました。クラスではスーダンやスーダンの内戦について、調べて学んでいます。この本はとても悲しいと同時に、目を開かされるものでした。わたしの家族は、全員をこの本を買いました。そして毎晩、それぞれそれを読んでいます。わたしのパパはベナン出身、ママはナイジェリア出身です。両方の国に、わたしは行ったことがあります。この本は素晴らしい本だと思います。これを書いてくれて、とても感謝しています。


エミリー

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